インプラント

インプラント治療

インプラントとは

インプラント治療は、失った歯の機能回復を図れる方法の一つです。顎の骨にチタン製の人工歯根を埋入し、その上に人工歯を装着します。

治療後は適切なメンテナンスを行うことで、歯本来の機能をながく維持することが可能となり、優れた機能性からインプラントは「第二の永久歯」とも言われています。

従来のブリッジのように健全な歯を削る必要がないため、残存歯への負担が少なく、また入れ歯のような口の中の違和感はなく、ご自分の歯とほとんど同じ感覚でしっかりと噛むことができます。
顎の骨が吸収されて減るといった心配がないのも特徴です。

当院のインプラント治療の
特徴

1. スウェーデンのアストラテック社の
   インプラントを採用 世界4大インプラントと呼ばれるほどの世界的シェアを持ったインプラントで、多くの実績と信頼があります。骨とインプラントの結合も安定しており、期間も短く済見ます。予防大国スウェーデンの非常に規模の大きい会社であり材料の供給にも安心があります。
2. 事前にかかる費用をしっかりご説明 デンタルローンなどもご用意しており、支払い方法もお選びいただけます。インプラントは費用も高額ですしそう簡単に決心できるものではありません。当院ではきっちりとした費用を事前に提示し、支払い方法もお選びいただけます。
   特にデンタルローンは非常に簡単に申し込み可能で、12回払いまででしたら当院で金利手数料を負担いたします。
3. 歯科用CTを用いた
   精密な事前プランニング 当院のCTは高画質かつ非常に被曝量の少ないものとなっております。CTを撮影することで骨の厚み、幅などの情報が手に入り、より精密な手術を行うことができます。また、血管や神経との位置関係も3Dで見ることができ、手術による血管や神経の損傷リスクを非常に低くさせることができます。
   
   高難易度の症例はCTと3Dプランニングソフトを用いて手術前にインプラントの埋入位置、角度などを決めておき、その通りに埋入できるよう患者様専用のガイドをお作りして手術を行います。人の手による誤差、エラーを最小限に防ぎます。

インプラント治療の
メリットとデメリット

メリット

周りの歯を削らない

歯がなくなった部位をブリッジという被せ物で治療すると、両隣の歯を大きく削る必要があります。入れ歯も場合によってはご自身の歯に引っ掛けを作るために少し歯を削ることがあります。インプラントは基本的に治療部位以外の歯を削る必要がないため周りの歯にダメージを与えることがありません。

天然の歯に近い
噛みやすさと違和感の少なさ

特に入れ歯は装着時の違和感があり、装着が難しい方がいらっしゃいます。また、天然の歯に比べると噛みにくく感じることもあります。インプラントは装着している違和感は基本的にほぼなく、また、天然の歯に近い噛みやすさを実現できるため、おいしくご飯を食べていただけます。

見た目の綺麗さ

天然の歯にかなり近い見た目を再現できますので、審美的にも満足いただけます。

デメリット

治療費用がかかる

インプラント治療は保険適用外であるとともに、治療に用いる器材、材料も高価で繊細なものが多いです。
また、歯科医師の技術力も重要な要素となりますので、治療費は高額になることが多いです。よりよい治療を行うためには必要な費用とはなりますが、患者様にはご負担がかかるかと思われます。

患者様の骨の状態や持病に
よってはできないことがある

インプラント埋入予定の部位の骨の厚み、幅によってはインプラント治療自体ができない可能性があります。その判断についてはCTなどで詳しく検査をしてみる必要があります。また、患者様の持病（例えば重度の高血圧やコントロール不良の糖尿病など）によっては外科手術により全身に重篤な症状を引き起こす可能性があるため手術ができないことがあります。

治療期間がかかる

インプラントを埋入してからインプラントが骨としっかりくっつくまで、個人差はありますが2、3ヶ月はかかります。その後最終的な被せ物を作る段階に移行していくため、治療期間が長くかかることが多いです。

インプラントの寿命について

1. ご自身でのしっかりとした歯磨き、歯科医院での定期的なメンテナンスを行うことで半永久的に持たせることが可能です。しかし、手入れがしっかりとできていない場合は早くて数年から10年以内にでダメになってしまうこともあります。天然の歯よりも丁寧なケアが必要で、全ては日々のメンテナンスにかかっています。

インプラントが
難しいケースについて

インプラントが難しいケース

顎の骨の状態や患者様の全身状態によりインプラント手術が不可能な場合があります。
インプラントを検討されている方は一度ご相談ください。

その他生活習慣で
インプラントが難しくなるケース

喫煙をしている方は歯茎のばい菌に対する抵抗性が低下しているため、手術をお勧めしないことがあります。

インプラント治療の流れ

1. カウンセリング まずは患者さまのお話を丁寧にお伺いし、お悩みやご要望をしっかり把握します。
   インプラント治療について詳しくご説明させていただきながら、不安や疑問を解消できるようしっかりとお答えいたします。
2. 精密検査・治療説明 インプラントをご希望される部位についてレントゲン撮影、CT撮影を行い状態を診査いたします。インプラントが可能かどうか、可能であればどのようなやり方、本数、金額になるのかを説明いたします。
3. 精密検査・事前準備 必要であればさらに精密な検査を行い事前準備を行います。
4. 治療スケジュールの決定 手術日程を決定します。
5. 一次手術 インプラント埋入手術を行います。
   患者さまの骨の状態、埋入する本数などを十分に考慮の上、どの手法が適用可能か慎重に診査・診断し、患者さまに最適な治療法をご提案しております。
6. 二次手術 ③「精密検査・事前準備」から3ヶ月ほど待ってキャップの取り替えを行います。
7. 被せ物の型取り ④「治療スケジュールの決定」から1ヶ月ほど待って被せ物の型取りをします。口腔内におけるインプラント体、またはアバットメントの位置関係と周囲の軟組織の形態について、専用器具を用いて模型上へと再現していきます。
8. 治療終了 被せ物をセットして治療終了となります。
9. 定期メンテナンス インプラント治療の終了後は、通常3～6か月に1回の定期メンテナンスが必要です。インプラント周囲炎などを予防するためのケアや、噛み合わせの調整などを行い、治療後もしっかりとサポートしてまいります。

料金・保証期間について

治療費

骨に打ち込むインプラント

インプラントを複数本打ち込む場合や、前歯などインプラントを打ち込む角度によって最終的な見た目に大きく影響が出る場合、難易度が高い症例の場合はできるだけ精密な手術を行うため専用のガイドを作製したりコンピュター上でプランニングを行ってから手術をさせていただきます。

インプラントを打ち込んで
その上に入れ歯を作製する場合

5年間の長期保証

何かしらの不都合が起きた場合、骨に打ち込んだインプラント、上に被せている被せ物ともに5年間は無償で作り替え、やりかえを行えます。ただし、当院でしっかりとメンテナンスを受けていただくことが条件となります。

また、トータルの費用はお口の状態や埋入本数などによって異なりますので、まずは一度お気軽に当院へご相談ください。患者さまの不安や疑問を解消し、心からご納得いただいてから治療計画へと進んでまいりますので、ご安心いただきたいと思います。